職種紹介

経営管理

仕事が経理、財務、総務、人事、情報システムなど
多岐にわたるため、幅広い領域のスキルが求められます。

経営管理部は、当社の目標である「作品づくり」を達成するため、ヒト・モノ・カネ・情報といった経営資源の全体最適調整を図るのが仕事。

具体的には、大きく分けて「経理」「総務」「情報システム」の3つの分野があります。
一番軸足を置いているのが経理。入出金の管理、収支バランスの管理、財務諸表の作成、税理士・公認会計士との折衝、月次・四半期・年次決算、連結決算業務など、財務・経理業務、一通りのことを行います。

その他、社内規定の管理や運用、社員の保険管理、社内の機器、備品の購買計画、システム導入企画・運用なども経営管理部の業務範疇。社内の環境整備が主なものとなりますが、多くの部署の要望を聞いたり、社員の皆さんへ説明する事柄も多いことから、コミュニケーション能力は必須となりますね。

一見企業の直接的な活動に関わらないので地味な仕事のように見えますが、経営管理部は、社内の制度を発案・運用したり、行政などに対して調査報告を行う重要な職種です。
「なぜそのようなルールになっているのか」「何が正しいのか」
というように、物事の背景や本質を考え、正しい判断を行う力が求められます。原理原則を伴わない作業は本来の目的を果たせないどころか、会社をリスクにさらすことになります。

経営管理部は、企業の基盤を支える重要な部署。私自身、経営管理の仕事を通して、AGBのものづくりを支えているという手応えを感じながら、日々仕事をしています。

ある意味、社員の誰よりも
会社の経営状況に触れられる。

入社後は、まず経営を理解する土台として経理を中心に業務を行います。具体的には1〜3年程度で1級建設業経理士を取得できるレベルに到達することが目標となります。経理に加えて、最低限習得する必要があるスキルがIT。「どのように業務を合理化していくか」を考えるために必要な知識です。具体的には基本アプリケーションの習得に始まり、いずれは会社に最適なシステムの導入・運用を担っていきます。

よく誤解されがちなのが、経理や総務系の仕事は内部の管理がメインなので仕事内容がマンネリ化しがちではないかという意見。それは全く違います。
会社では日々、いろいろなことが起こります。当社の規模は100名程度ですが、経営管理部は現在6名。少ない人員で広い範囲の業務をこなさなければなりません。"経理だけ""総務だけ"という発想はなく、常に既存の業務を合理化し、重要度の高い未着手の案件を見極め、仕組みに落とし込んでいく面白さがあります。

また、経理面では会社の数値化されたデータを見ることができますので、ある意味、社内の誰よりも会社の経営状況に詳しい立場にあるといってもいい。「経営判断に必要な経営情報・業績データを正確に把握し、それをタイムリーに、経営に提供すること」が求められ、社長と折衝する機会も多くなります。経営に興味がある人には、とても面白い職場だと思いますね。

経営管理部のミッションは「作品づくりを支えること」です。
日々、雑多な業務の中で課題も多く生まれますが、それを一つずつクリアして会社に貢献できることが喜び。初めから"経理をやりたい"という人はなかなかいないと思いますが、専門的に業務を担当していくことで、企業活動というもの全体を大局的に見る視野が身につきます。