職種紹介

技術営業

デザイナーの要望を形にする第一歩。
ゼロから提案する楽しさは、技術営業ならでは。

設計事務所やデザイナーが作成した建築物全体の設計を元に、外装の素材や技術の提案をし、仕事を受注に導くのが営業開発グループのミッションです。

「壁面を透明感のある大開口にしたい」「普通ではつまらないので遊び心のあるファサードにしたい」等々、初めはイメージで伝えられることが多いのですが、それに対して、我々の持っている素材、技術・技法を駆使して提案し、お客様のイメージを具現化していくということですね。
そのため、完成品の商品を説明して販売する営業マンと違い、案件ごとに試行錯誤しながら提案し、それを認めてもらわなければなりません。営業でありながらかなり専門的な知識、しかも常に最新の技術やノウハウが求められます。営業の中でも「技術営業」と呼ばれる分野ですね。お客様のイメージを形にし、技術的な裏付けを持ってプレゼンテーションしなければならないので、自分で図面も描けなければなりません。

ときに、我々の想像力をはるかに超えたイメージや特殊なデザインにもぶち当たりますが、社内外のいろいろな人に相談して突破口を見つけ、なんとか仕事になるように工夫する。その辺が難しく、毎回頭を抱えるところです。仕事に繋がったときには本当にやりがいを感じますが、大変は大変ですね(笑)。

自分の考え方や解釈ひとつで建築家やデザイナーの頭の中にあるイメージとかけ離れてしまいますから…、仕事の取っ掛かりを作る営業の役割は重大です。

日々新しいデザインや技術に出会う。
"難しいことを楽しむ"ぐらいの気持ちが必要。

仕事の範囲としては、お客様への提案、技術図面の作成から強度解析、工事金額の算出、見積書の作成、受注後の社内の引き継ぎ、実施設計のフォロー等々…。幅広い知識と経験が必要となります。 また、初対面のお客様と接することも多いので、相手に良い印象を与える工夫や、コミニュケーション力は必須。この辺はどの分野の営業でも同じですよね。中でも、お客様の要望を引き出していくヒアリング力は特に要求されます。
AGBの素材の良さを引き出しながら、いかにお客様の理想に近づけていくのか一一。
自分が持っている力が全て試される、やりがいのある仕事ですよ。

私自身、ゼロからお客様に提案をし、そして自分たちの技術が建築物となって街を形づくっていく楽しさに魅了されました。
当社に依頼されるファサードは、多くが複雑な形状であったり、新しいデザインのため、試行錯誤の毎日ですが、社内社外一緒になって皆で考え、悩み、意見を言い合えるのも面白い。技術営業は、日々勉強、日々発見の毎日なので、飽きることはありません。ずっと楽しめるけれど、意気込みや意欲を持ち続けなければならない。それができるバイタリティのある人と、ぜひ一緒に仕事がしたいと思っています。

難しいことを楽しむ。
そしてそれを乗り越え、理想を実現し、街を彩る自分たちの作品を見て、もっと楽しむ。
そんな喜びを一緒に感じられたらいいと思います。